こちら、北国岩手の山の中。農家の嫁の毎日を絵日記風にお届け中。
開設者:AKI
by kamatsuta
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牛飼いの宿命
2005年 05月 11日 | |
度々登場するとおり、わが家では牛を飼っている。
わが家は仔牛を産ませて育てる繁殖農家で、仔牛たちは秋になると成牛を育てる肥育農家へ買われていく。
肥育農家では、その仔牛を2~3年かけて成牛に育て、その後、肉牛として出荷するしくみ。

肥育農家からの出荷はだいたい毎月1回。
地元の牛運搬担当者が畜産センターというところへ連れていく。
その出荷に「嫁の社会科見学です!!」などと、ひょいひょいとついていった私。
出荷の現場を見るのは初めてだったので、あまり深く考えていなかった。
牛たちは運搬車からおろされるとすぐセンターの中につながれ、その日のうちに「処理(いわゆると殺)」されるらしい。

センターの中はどこもかしこも白くてきれいで、とてもたくさんの家畜が運ばれてくるとは思えないほど清潔だ。
係の人もみんな白い作業着で、どこか病院を思わせる。

牛飼いにとっても牛にとっても、出荷はなくてはならない宿命。
そんな宿命を目の当たりにし、「家に帰ったら牛たちをもっとかわいがってあげよう」とぼんやり思った一日だった。
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▼ 帰りには種を繋ぐ種牛を連れてかえりました。(畜産試験場にて)



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